第1回こどもSDGsの日

本会で取り組みを始めて17年目となる「ボランティアの日」を改め本年度より「こどもSDGsの日」として、各園でのボランティアの精神を引き継いでいくものです。

SDGsが目指す『誰一人取り残さない』グローバル社会を、ミクロの社会から保育所として取り組んでいきたいと思います。

◎趣旨

2015年の国連サミットにおいて採択されたSDGs(Sustainable Development Goals「持続可能な開発目標」)を日常生活の中で頻繁に目にするようになりました。「誰一人取り残さない」社会の実現のため、貧困や差別、経済や産業技術、気候変動や地球環境など、世界が共通で抱える課題の解決に向けた17の目標を掲げ、2030年までに世界の国々で取り組むこととされています。

そこで「こどもSDGsの日」は、将来の子ども達のために自分達が今できることを自ら考え、主体的に取り組めるようになることを目指し実施いたします。SDGsに掲げる「17の目標」に幼少期から触れた子どもたちがつくるニューノーマルな日常が、未来のより良い世界をつくっていけることと信じています。

◎活動例

例えば、(STEP1)「社会にある課題を認識しよう」→(STEP2)「その課題への対策を皆で話し合い、行動に移してみよう」というように、子どもたち・保育者・ご家庭がその背景(なぜその活動を行うのか)を理解できるように取り組みましょう。

< 取り組み例 >


不衛生な水を飲料水にしている人やそれが原因で病気で死亡する子どもが180万人/年いる。

日本はとても恵まれているが、世界では安全な水が出ない場所がたくさんあることを知る。


保育所や家庭でも節水について意識する週を設ける。川や海の清掃活動。ゴミの分別。


日本では何でも買えるが、一方でゴミで溢れている。まだ使えるものも簡単に捨てられる。


プラスチック製のストローやカトラリー、レジ袋や小分けのポリ袋の使用を控える。

サイズアウトした服や靴、過剰にある文房具を海外の小学校へ寄付する。


安心して住み続けられるまちづくりのために、日頃から地域との繋がりが大切。


地域の方々と連携して災害避難訓練を実施する。

保育所が地域の物々交換所(サイズアウトの服を譲り合う仲介)となることで繋がりを生む。


地球の温暖化が進んでいること、温室効果ガス・CO2が増えていることを学ぶ。

温暖化は自然災害や食糧不足につながることを知る。


グリーンカーテンで夏場のエアコン利用を控える。園庭に植樹し木陰をつくる。


海の生き物は海洋プラスチックゴミで傷ついたり誤飲している。


(保育所で)ゴミが溜まりやすい河川敷や海岸などの清掃活動を行う。ゴミの分別をする。

(保育者は)タンブラーなどのマイボトルを持参し、プラスチック容器の使用を減らす。

(ご家庭へ)買い物の際にはマイバッグを持参しレジ袋や小分けのポリ袋の使用を控える。

◎活動報告(※一部抜粋)

玉水保育園
合志市さくらんぼ
保育園
黒肥地保育園
山鹿西保育園
上天草市いずみ
保育園
白菊保育園
八代市しらぬい
保育園